大野 輝之(おおの てるゆき、1953年7月 - )は、日本の地方公務員。東京都環境局長を経て、東京都参与、自然エネルギー財団常務理事。

人物・経歴

神奈川県生まれ。1978年東京大学経済学部卒業。1979年東京都入庁。1992年新宿区都市整備部土地調整課長。1993年新宿区都市整備部都市施設課長。1996年東京都政策報道室政策調整部副参事。

東京都環境局総務部計画担当課長を経て、2000年東京都環境局総務部企画課長。2002年東京都環境局参事(総務部総務課長事務取扱)。2003年東京都建設局参事(東京都駐車場公社派遣)。

2004年東京都環境局参事(企画担当)。2005年東京都環境局企画担当部長。2007年東京都環境局環境政策担当部長。同年東京都環境局都市地球環境部長。2009年東京都環境局理事。

2010年東京都環境局長。2013年自然エネルギー財団常務理事。2014年カリフォルニア州大気資源委員会ハーゲンシュミット・クリーンエア賞受賞。2021年東京都参与。世界自然保護基金ジャパン理事、東京大学非常勤講師なども務めた。

著書

  • 『日本の都市は救えるか : アメリカの「成長管理」政策に学ぶ』(矢作弘と共著)開文社出版 1990年
  • 『都市開発を考える : アメリカと日本』(レイコ・ハベ・エバンスと共著)岩波新書 1992年
  • 『現代アメリカ都市計画 : 土地利用規制の静かな革命』学芸出版社 1997年
  • 『自治体のエネルギー戦略 : アメリカと東京』岩波新書 2013年

脚注


前東京都環境局長の大野輝之氏が 孫正義氏設立の自然エネルギー財団の事務局長に就任(FGW) 一般社団法人環境金融研究機構

「ペロブスカイト太陽電池」建物設置へ、自然エネ財団が指摘した課題克服法|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

【年頭所感・2018年:学術・研究・開発機関⑨】大野 輝之([公財]自然エネルギー財団常務理事)「自然エネルギー100への流れを日本からも

だれが、安倍首相に石炭の夢を見させているのか 大野輝之|論座アーカイブ

ビジネスリーダーは自然エネ100%をめざす 大野輝之|論座アーカイブ