ヘルシンキ級ミサイル艇(フィンランド語: Helsinki-luokan ohjusvene)は、フィンランド海軍のミサイル艇。1981年から1986年に4隻建造された。
概要
前級のトゥイマ級ミサイル艇はソビエト連邦製の205-ER 設計大型ミサイル艇だったが、本級はヴァートシーラ社ヘルシンキ造船所で建造された国産艇で、海軍に関係がある都市名が付けられている。
対艦ミサイルによる対艦戦だけではなく、ソナーを備え対潜水艦戦や機雷敷設能力を持つなど、多用途に使用できるように考慮されている。
同型艦
- 60 ヘルシンキ(Helsinki) 1981年就役、2002年退役。
- 61 トゥルク(Turku) 1985年就役、2002年退役。
- 62 オウル(Oulu) 1985年就役、2007年退役。クロアチアへ売却され、2008年12月にヴコヴァル(RTOP-41 Vukovar) と改名され再就役。
- 63 コトカ(Kotka) 1986年就役、2005年退役。クロアチアへ売却され、2008年12月にドゥブロヴニク(RTOP-42 Dubrovnik)と改名され再就役。
関連項目
- フィンランド海軍艦艇一覧
- ミサイル艇




