武岡 優斗(たけおか ゆうと、1986年6月24日 - )は、元プロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。
来歴
国士舘大学4年時には主将を務め、天皇杯では鹿島アントラーズを相手に善戦し、PK戦まで持ち込む活躍を見せた。
2009年に当時J2のサガン鳥栖へ入団。ルーキーイヤーながらリーグ戦40試合(うち先発34試合)に出場しチームの中心選手として活躍。翌2010年、鳥栖を退団した監督の岸野靖之を追うように横浜FCへと移籍、初年度は21試合に出場を果たすが、大怪我を負い、2011年度は全く出場がなかった。翌年復帰すると主力として活躍、2013年にはサイドバックにコンバートされてレギュラーに定着する。
2014年に川崎フロンターレに完全移籍。風間八宏監督の元、3バックの一角も務める。2015年にはJ1初ゴールも記録した。
2016年に左膝軟骨を痛め、11月に手術(全治4ヶ月)。翌2017年6月にも左膝蓋骨軟骨損傷で再度手術(全治6ヶ月)。結果、2017-18の2シーズンでリーグ戦出場8試合にとどまり、2018年シーズン終了後、契約満了が発表された。
2019年1月、ヴァンフォーレ甲府に加入。25試合に出場したが、同年限りでの契約満了が発表された。
2020年2月、レノファ山口FCのタイキャンプに古賀俊太郎と共に練習生として参加し、キャンプ終了後正式加入が認められた。サイドバックの他ボランチでも出場したが、2020年12月10日に契約満了に伴うレノファ山口FCの退団が発表された。2021年3月1日に自身のブログを通じて現役引退を発表した。
2021年5月22日に行われたJ1第15節・川崎フロンターレvs横浜FCの試合に先立ち川崎主催の引退セレモニーを実施、翌日のブログで再生医療関連事業を展開するセルソースに就職したことを明らかにした。
エピソード
- 父親は建築士で、地元京都のサンガスタジアム by KYOCERAの構造設計にも携わったという。
- 2020年6月17日、モデルの和田奈々との結婚を発表。川崎時代のリハビリの際に知り合ったという。
所属クラブ
- ユース経歴
- 宇治FC
- 2002年 - 2004年 大谷高校
- 2005年 - 2008年 国士舘大学
- プロ経歴
- 2009年 サガン鳥栖
- 2010年 - 2013年 横浜FC
- 2014年 - 2018年 川崎フロンターレ
- 2019年 ヴァンフォーレ甲府
- 2020年 レノファ山口FC
個人成績
その他の公式戦
- 2012年
- J1昇格プレーオフ 1試合0得点
- Jリーグ初出場:2009年3月15日 J2第2節対コンサドーレ札幌(ベストアメニティスタジアム)
- Jリーグ初得点:2009年5月5日 J2第13節対ザスパ草津(ベストアメニティスタジアム)
タイトル
クラブ
- 川崎フロンターレ
- J1リーグ:2回(2017年、2018年)
代表歴
- 日本代表候補
- 2015年 - 東アジアカップ2015予備登録メンバー。
脚注
関連項目
- サガン鳥栖の選手一覧
- 横浜FCの選手一覧
- 川崎フロンターレの選手一覧
- ヴァンフォーレ甲府の選手一覧
- レノファ山口FCの選手一覧
外部リンク
- 武岡優斗 - Soccerway.com (英語)
- 武岡優斗 - FootballDatabase.eu (英語)
- 武岡優斗 - WorldFootball.net (英語)
- 武岡優斗 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 武岡優斗 - J.League Data Siteによる選手データ
- 武岡優斗 (@yutotakeoka17) - X(旧Twitter)
- 武岡優斗 (@yuto_takeoka17) - Instagram

