鹿野 彦吉(かの ひこきち、1904年(明治37年)12月11日 - 1978年(昭和53年)2月18日)は、日本の政治家、実業家。衆議院議員(5期)。
民主党衆議院議員で農林水産大臣などを務めた鹿野道彦の父。
経歴
山形県出身。1931年(昭和6年)京都帝国大学法学部法律学科を卒業。京城化学支配人、関西ペイント東京支店長、東京特殊塗料監査役、関西ペイント取締役、徳山曹達(現トクヤマ)取締役、山形天然瓦斯取締役、蔵王高原観光開発取締役社長などを務めた。
1949年(昭和24年)の総選挙で山形1区から出馬し、初当選。以来通算5期務めた。第1次岸改造内閣経済企画政務次官、国土開発審議会委員、自由党総務、自民党国会対策副委員長、衆院公職選挙法改正に関する調査特別委員長等を務めた。
1978年(昭和53年)2月18日、肝硬変のため東京都千代田区の宮内庁病院で死去、73歳。死没日をもって勲二等瑞宝章追贈、正四位に叙される。
著書
- 『日本経済自立の根本策』
- 『所得倍増の具体策』
脚注
参考文献
- 『政治家人名事典』編集・発行 - 日外アソシエーツ株式会社、1990年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。




