禅長寺(ぜんちょうじ)は、福島県いわき市にある臨済宗妙心寺派の寺院。
歴史
807年(大同2年)、徳一によって開山された。
文永年間(1264年 - 1275年)、寒巌義尹が中興し、亀山天皇の勅願所となった。1579年(天正7年)に、改めて正親町天皇の勅願所になるとともに勅額が下賜された。
江戸時代、当寺門前に下馬札が立てられ、寺領30石が与えられた。
文化財
- 木造扁額(福島県指定重要文化財 昭和28年10月1日指定)
- 木造観音菩薩半跏像(福島県指定重要文化財 昭和38年3月20日指定)
- 禅長寺文書(福島県指定重要文化財 平成4年3月24日指定)
- 正親町天皇宸翰額字(福島県指定重要文化財 平成6年3月31日指定)
- 禅長寺仏殿(いわき市指定文化財 昭和52年11月1日指定)
- 絹本用林顕材建長寺入寺山門疏(いわき市指定文化財 平成2年3月27日指定)
交通アクセス
- いわき湯本ICより車15分。
脚注
参考文献
- 福島県高等学校地理歴史・公民科(社会科)研究会 編『福島県の歴史散歩(歴史散歩7)』山川出版社、2007年
外部リンク
- 永代供養のご相談‐福島県いわき市「禅長寺」




