『WALKING MAN』(ウォーキング・マン)は、2019年10月11日に日本で公開された青春音楽映画。ラッパーのANARCHYが映画初監督を務めた作品で、ANARCHYの実体験も盛り込まれたオリジナル・ストーリー作品。主演はかつてからANARCHYと親交があった野村周平で、劇中で初めてラップに挑戦している。舞台は神奈川県の川崎の工業地帯である。
映画のタイトルの"WALKING MAN"は、カセットテープのウォークマンと、それに出会って歩いていく男のダブル・ミーニングである。
キャスト
- 佐巻アトム:野村周平…主人公
- 佐巻ウラン:優希美青…アトムの妹
- 山本:柏原収史…職場の先輩
- キム・ヘジョン:伊藤ゆみ
- 佐巻真由美:冨樫真
- 柳下勝弘:星田英利
- 福本光代:渡辺真起子
- 汪:石橋蓮司
- T-Pablow
- WILYWNKA
- Leon Fanourakis
- サイプレス上野
- 十影
- じょう
- LETY
はまぞう
スタッフ
- 監督:ANARCHY
- 脚本:梶原阿貴
- 企画・プロデュース:高橋ツトム
- プロデューサー:宇田充穀田正仁、渡辺和昌
- 製作:藤田晋、勝股英夫
- エグゼクティブプロデューサー:西山剛史
- 撮影:芦澤明子 (J.S.C)
- 照明:永田英則
- 録音:田中博信
- 美術:露木恵美子
- 編集:渡辺直樹
- 音響効果:柴崎憲治
- リレコーディング・ミキサー:久連石由文
- オープニングタイトルデザイン:冨永宗明
- 音楽:ハリマユウコ、K.A.N.T.A
- 音楽プロデューサー:安井輝
- 音楽ディレクター:福岡彬
- 装飾:松葉明子
- 衣裳:宮本茉莉
- ヘアメイク:細野裕之
- 監督補:梶原阿貴
- 制作主任:村上真二、渡邊翔太
- 助監督:宮下健作
- 制作プロダクション:ブロードマークス
- 配給:エイベックス・ピクチャーズ
- 製作:映画「WALKING MAN」製作委員会
逸話
ANARCHYは25歳の頃、目標の一つに映画を撮ることを描いたといい、"リアルな現実、ヒップホップ、ラップを題材にした、現代の若者たちの心を突き動かす映画を作りたい"という意向で企画とプロデュースを担当した高橋ツトムに相談をしたのが始まりで、具体的に表現がまとまるまで2年間かかった。映画を通してヒップホップのカルチャーは伝えたかったが、ヒップホップ映画を作ろうという気持ちはなかったという。音楽だけでは表現できないことが映画で表現できるとし、脚本作りに関しては音楽作りと似ていて楽しめたと語っている。
2019年9月5日、東京都の新宿バルト9完成披露が行われた。2019年10月20日、同じく東京都の新宿バルト9で公開記念舞台あいさつが行われた。
2020年4月24日、主人公のアトムが本編のラストシーンで披露するバラード調ラップソングをANARCHYが歌い直したリメイクバージョン、「Promise feat. Awich」が配信でリリースされた。
脚注
注釈
出典
公式サイト
- 映画『WALKING MAN』オフィシャルサイト
- 映画『WALKING MAN/ウォーキング・マン』公式 (@walkingmanmovie) - X(旧Twitter)
- WALKING MAN公式 (@walkingman_movie) - Instagram




