川津信号場(かわづしんごうじょう)は、かつて福岡県飯塚市川津にあった、日本国有鉄道(国鉄)幸袋線の信号場(廃駅)である。1962年(昭和37年)に廃止となった。

当信号場は、貨物駅である伊岐須駅への枝線との分岐点に設置されていた。『国有鉄道線路名称』上では1930年(昭和5年)4月1日付で、枝線の分岐は当信号場から幸袋駅に変更され、幸袋駅から当信号場までの区間は本線と重複する形となった。枝線自体の廃止は当信号場廃止から7年後の1969年(昭和44年)である。

歴史

  • 1899年(明治32年)12月26日:九州鉄道により伊岐須分岐点として開業。
  • 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道が国有化。
  • 1913年(大正2年)11月25日:川津聯絡所に改称。
  • 1922年(大正11年)4月1日:川津信号場に改称。
  • 1962年(昭和37年)日付不明:廃止。

隣の駅

日本国有鉄道
幸袋線(貨物支線)
幸袋駅 - 川津信号場 - 新二瀬駅
幸袋駅 - 川津信号場 - (貨)伊岐須駅

脚注

関連項目

  • 日本の信号場一覧

川原木信号場

旧嘉穂信号場

武庫川信号場

佐保信号場

川奥信号場・前望編