iPhoneを探す(アイフォーンをさがす、英: Find My iPhone)とはAppleが提供している、iOSデバイスやMacの位置を検出して表示するアプリケーションとサービスである。このサービスはiOS 5とOS X 10.7.2 Lion以降のiCloudで使用出来る。ただし、最初からOSにバンドルされているわけではなくiOS 5.0以降で動作しているiOSデバイスでApp Storeから無料でダウンロードできる。2019年のWWDCで「友達を探す」と統合され「探す」となり本アプリはサポートを終了した。

歴史

iPhoneを探すはMobileMeユーザー向けとして2010年6月に初めてリリースされた。iOS 4.2がリリースされた同年11月にいくつかのデバイス向けに無料で配布されるようになった。iCloudがリリースされた2011年10月、iCloudユーザーも利用が可能になった。またMacでもOS X 10.7.2 Lion以降でiCloudを使うことで利用可能になった。2019年にサポート終了。

バージョン史

機能

iPhoneを探すはiOSアプリケーションかコンピュータのicloud.comでiOS端末の位置を検出できる。位置検出に加えて以下3つの重要な機能がある。

  • 音を鳴らす – ミュートに設定していても音を鳴らせる。この機能は端末をアクシデントで無くしたときに使用出来る。
  • 紛失モード – 端末を無くしたり盗難に遭った時、パスコードの入力でロックできる。もし見つけてくれた人がいた場合端末で直接電話できる。
  • iPhoneを削除 – 設定や入ってるコンテンツを完全に削除できる。もし端末に見られたくない情報がある場合に有効だが、削除後は位置が検出されなくなる。

iOS 6へのアップデートでバッテリーの状態をチェックできるようになった。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 友達を探す
  • 探す - iOS 13、iPadOS 13、macOS Catalina以降のバージョンを搭載するデバイスで使用可能
  • iCloud
  • MobileMe
  • Find My Device - Android端末を探す際に使用

外部リンク

  • iCloud - 探す
  • iCloud − デバイスを探す
  • IPhoneを探す - App Store

紛失・盗難時に役立つ『iPhoneを探す』機能 使い方や設定方法、注意点まで徹底解説|KDDI トビラ

「iPhoneを探す」の設定と使い方 紛失や盗難に備えて必須です (1) マイナビニュース

iPhone紛失時に役立つ「探す」機能の使い方・オフラインで追跡可能に Appliv TOPICS

「iPhoneを探す」の設定と使い方 紛失や盗難に備えて必須です マイナビニュース

簡単!「iPhoneを探す」をオフにする方法 メリット・デメリットと注意点 Appliv TOPICS