曺 圭帝(チョ・ギュジェ、朝鮮語: 조규제、1967年10月7日 - )は、大韓民国の元プロ野球選手(投手)、野球指導者。韓国プロ野球のサンバンウル・レイダースなどで主に抑え投手として現役を過ごした。ファンからの愛称は「全州特急」。
経歴
アマチュア時代
1986年には、郡山商業高校のエースとして4月の第20回大統領杯争奪全国高校野球大会優勝に貢献し、大会優秀投手賞を獲得した。10月には黄金獅子旗争奪全国高校野球大会でも優勝。
その年のドラフトではヘテ・タイガースから2次指名を受けたが、延世大学校への進学を選んだ。
サンバンウル時代
1990年のドラフトで新設球団であるサンバンウル・レイダースから1次指名を受けた。
入団初年度の1991年、9勝7敗27セーブという成績を残し、最優秀新人賞、最優秀救援投手賞を獲得した。この年はチームメイトの金杞泰も27本塁打92打点の好成績で、熾烈な新人王争いを繰り広げたが、結果的に記者投票で曺圭帝が上回った。
第一次現代時代
親会社の財政難からトレード要員になり、朴正炫と賈來暎を相手にしたトレードで現代ユニコーンズに放出された。
現代では先発投手として主に起用される。
SK時代
だが成績を落とすと、曺雄天とともにトレードでSKワイバーンズに移籍。
移籍後は再び中継ぎに戻された。
第二次現代時代
2003年に朴勍完がFAでSKに移籍すると、その補償選手として現代に復帰した。
起亜時代
同年オフにFAを行使して起亜タイガースに移籍した。
2005年限りで現役を引退した。
引退後
現役引退後は、現代ユニコーンズ、ウリ(ネクセン)・ヒーローズ、起亜タイガース、LGツインズ、サムスン・ライオンズでコーチを歴任した。
2021年限りでサムソンを退団し、2022年より済州高等学校野球部の投手コーチに就任した。
詳細情報
年度別投手成績
背番号
- 18 (1991年 - 1998年途中、2002年)
- 21 (1998年途中 - 2001年、2003年)
- 24 (2004年 - 2005年)
- 78 (2006年 - 2007年、2014年)
- 72 (2008年)
- 71 (2009年 - 2010年)
- 76 (2011年 - 2013年)
- 88 (2016年 - 2017年)
- 75 (2018年 - 2021年)
脚注
外部リンク
- 選手の各国通算成績 KBO




