天神神社(てんじんじんじゃ)は、岐阜県各務原市上中屋町に鎮座する神社。
概要
式内社の御井神社は、かつては三井山山頂に本殿があり、三井山全体が境内であった。戦国時代、土岐氏の土岐弥一郎により、三井山山頂に三井城が築城される。このさい、御井神社は三井山の麓の御旅所に移転したのだが、一部は分祀され、上中屋に天神社として創立。
1909年(明治43年)に村社となる。戦後、天神神社に改称する。2012年(平成24年)に拝殿を改築する。
御井神社からの分祀ということから、式内社の御井神社の一つとも言える。
祭神
- 天之常立命
- 祭神が国常立尊と菅原道真の説もある。
- 神世七代とする場合もある。
合祀
- 神明社
- 白山社
主な祭礼
- 1月 - 歳旦祭
- 3月 - 祈年祭
- 10月第2日曜日(10月15日に近い日曜日) - 例祭
- 11月 - 新嘗祭
脚注
参考文献
- 宮田植徳 編『稲羽町史』各務原市稲羽町史刊行会、1977年。
- 前渡歴史保存会 編『神社とお寺 各務原市稲羽地区編』前渡歴史保存会、2024年。
外部リンク
- 天神神社(岐阜県神社庁)




